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俺と祖父と盆栽と |
お年寄りの趣味=盆栽というステレオタイプがあるけれど、うちのじいちゃんも盆栽趣味だった。ただ、本人曰く若い頃からの趣味というので、ある意味時代を先取りしていた人かも知らん。なにせ、今は盆栽、若い人にも根強く好かれてるようになってるからね。 ……と、他人事のようだけれども、かくいう俺もマツの小さいのと、カエデの小さいのと、ボケと、あと、えーとと、ミーハーに初めてしばらく経つんだった。 それで、やっぱり疑問点が出たり、アドバイスが欲しかったりする。本とかで調べてもいいけど、そこはやはり身近な経験者を……と、じいちゃんがいた。が、別に仲が悪かったり、気難しい人だったりするわけじゃあないけれど、何せ趣味中の趣味についての話題。あんまりノリノリでコアな話されても困るし、逆に「百年早い」って突っぱねられたらそれはそれで……とか。 って、心配しすぎ。ちょっと驚き、よろこんで、いろいろ教えてくれた。新しい趣味入門者に対する、先達の理想的な対応だろうって……本人が言ってくらいだしな。こうやって人を盆栽に引き込んできたりしていたのだろうか。意外な一面だった。 というわけで、敬老の日、ここは臆さず盆栽の一つでも贈ってあげようか。それとも、バーンって胡蝶蘭なんて贈ったらびっくりするだろうか。いずれにせよ、植物とか花って、世代を超えて共有できるもの。遠い将来孫でもできたら、うまいこと引きずり込みたいもの。気が早すぎるけれどね。
 この記事はブログルポの敬老の日特集の依頼により執筆しました。
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